小林歯科は新潟市東区の歯医者さんです。診療内容は一般歯科、小児歯科、インプラント治療などです。

小林歯科医院
休診日:第1,3,5土曜午後・第2,4木曜午後・日曜・祝日
※第2,4木曜は午後が休診となります
※第1,3,5土曜午前は12時30分までです
※第2,4土曜は通常の午前・午後診療となります



◆ 一般歯科
虫歯や歯周治療など一般的治療を行います。虫歯には5つの段階があり、出来るだけ早い段階での治療が望まれます(ごく早い段階の治療では、歯を削るときに麻酔注射を必要としません)。


C0 奥歯のかみ合わせの溝などが、虫歯になる危険性が高い場合。エナメル質が虫歯の出す酸によって白濁してきた段階。
  • フッ素塗布やキシリトール・フッ素入り歯磨き粉で正しくブラッシングすることで元に戻る場合があります。
  • 歯を削らずに歯の溝をレジンという樹脂で埋めることで虫歯になりにくくします(予防充填)。

C1 歯のエナメル質の一部が、虫歯で欠損した段階(虫歯は像牙質まで進行していない段階。ほとんどの場合、痛みはありません)。
  • 虫歯の部分を削り取り、レジンで埋めます(ほとんどの場合、麻酔注射をしなくても治療ができる)。

C2 エナメル質と象牙質まで虫歯が進行した段階(痛んだり冷たいもので、しみたりすることが多い)。
  • 虫歯の部分を削り取り、穴が小さい場合では、レジン等で埋めます(麻酔注射が必要な場合が多い)。
  • 虫歯の部分を削り取り、穴が中程度の場合では、分部的金属冠を覆せます。
  • 虫歯の部分を削り取り、穴が大きい場合では、歯冠部全体に金属冠を覆せます。

C3 虫歯が歯の神経(歯髄)まで進行した段階(しみる段階を越えて、強い痛みを感じる。さらに進行すると歯髄が死んで痛みはないが歯茎が腫れたりする)。
  • 歯髄が生きている場合は、歯髄を取って根の治療をしてから金属冠を覆せます(根の治療は数回行います。麻酔注射が必要)。
  • 歯髄が死んで腐っている場合は、根の治療をしてから金属冠を覆せます(根の治療は、歯髄が生きている場合より多数回行うことが多い。麻酔注射は不必要)。

C4 虫歯が進行して歯冠部が無くなり、腐った歯根だけの段階(虫歯が歯根の先から骨の中まで進行し、骨の中で膿の袋を作ったり、化膿して腫れたりする)。
  • 根の治療で治る場合は、金属の土台で補強してから金属冠を覆せます。
  • 根の治療で治らない場合は、その歯根を抜いて両隣の歯と繋いだブリッジを覆せます(セメントで固定)。
  • 両隣に歯がない場合や多数歯が欠損している場合などでは、入れ歯を作ります(自分で入れたり、外したりする)。
  • 骨にインプラントを埋めて、その上に白い冠を覆せる(保険外)。
    • 前歯の場合、保険でも白い差し歯を入れることが出来ますが、樹脂(レジン)製の為、割れたり欠けたりする危険性が高く、2〜3年で茶色に変色してくることが多い。
    • 保険の効かない陶材製の白い差し歯[メタルボンド(金属にセラミックを焼き付けたもの)やオールセラミック(金属を使わずセラミックだけのもの)]は、天然の歯と色・形・つやなどが似ており、丈夫で長持ちします。また、変色も少なく咬みやすいですが、高価(当院では7〜10万円)。長期間、快適に咬める事を考えてください。

◆ 知覚過敏

歯ブラシの横磨き等でエナメル質が磨耗して、象牙質が出てきた場合や歯周病で歯ぐきが縮んで歯根が表面に出てきた場合等に生じます。冷たい食べ物や甘い食べ物を食べた時や爪で歯をこすったときなどに、しみたり痛みを感じます。軽度の場合は薬品を塗布するだけで治ります。それで効果が無い場合は歯と同色のレジン(樹脂)を詰めます。それでも効果が無い場合は歯の神経を取る治療を行います。

◆ 小児歯科
子供に恐怖心を植え付けないように配慮し、子供の成長に合わせて治療します。乳歯から混合歯列・永久歯まで考えて治療を行います。乳歯には、その後に萌えてくる永久歯の状態に応じて萌え変わりの時期があります。あまり早期に乳歯が虫歯になって抜けると永久歯列が不正になったり永久歯が萌えてくる前から虫歯になったりする危険性があります。歯が萌えてきたら正しい磨き方でブラッシング(最後にお母さんが確認してください)する事が重要で、フッ素塗布・フッ素洗口・予防充填も効果的です。

◆ インプラント治療(保険外)
歯を欠損した部位に、ブリッジや入れ歯ではなく、インプラント(人口歯根)を用いて治療します。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

◆ 口腔外科
副院長は以前、日本歯科大学新潟歯学部口腔外科学教室に勤務していた経験があり、多少難しい抜歯や小手術であっても当院にて行えます。

◆ ホワイトニング[歯の表面に付いた色素を漂白して歯を白くする](保険外)

患者さん自身が、自宅で毎日(1〜2週間)トレー(患者さんの歯型から作ったトレー)にゼリー状の薬(安全)を付けて約2時間歯にはめておきます。満足できる白さになったら終了です。数ヶ月で再度付着してくることが多いので、その場合は再度、上記の事を行います(日数は、前回より少なくて済む場合が多い)。

◆ スポーツ歯科[マウスガード・マウスピース]

顎・顔面・口腔領域のスポーツによる外傷には、歯の破折や脱臼、顎の骨折、軟組織(ほっぺた・唇・舌・歯茎など)の損傷などがあります。その他、脳震盪の軽減にも効果があります(転んで後頭部をぶつけた場合でも、脳へのダメージは軽減します)。また、最近の研究では、マウスガードを装着する事によって、スポーツ能力が向上する事も判ってきました。コンタクト・スポーツ(ボクシング・キックボクシング・空手・アメリカンフットボール・ラグビー・ラクロスなど)だけでなく、サッカー・バスケットボール・バレーボール・ハンドボール・野球・ソフトボール・水球・テニスなどでも効果を発揮します。特にサッカーでは、ヘディング時の脳へのダメージを軽減させる為にも必要ではないでしょうか?

◆ スマイルデンチャー[金属性バネのない入れ歯](保険外)
・金属性のバネを使用しないので審美的です。
・薄く、軽く、弾力性のある材料を使用するので装着感がたいへん良好です。

◆ ペリオバスタージェル
ぺリオバスタージェルの成分は、植物性抽出エキス・食物添加物のみを使用していますので安心してご使用いただけます。ぺリオバスタージェルを歯ブラシに付けて磨くことにより、歯周病の改善だけでなく虫歯予防にも効果があります。1日3階の使用で約2ヶ月間使用できます。1〜2週間の使用で効果を実感できるでしょう。

◆ 保険で出来る治療と出来ない治療

  保険で出来る治療法 インプラント(保険外)
ブリッジ 局部入れ歯
[修復・補綴処置]
ブリッジ
[修復・補綴処置]
パーシャルデンチャー
[インプラント情報ネットワーク]
従来の治療法との比較とリンク

セメントで固定するため違和感が少ない。
取り外す必要が無い。
1〜数本の歯が失損していても可能。
他の歯を削らずに行える。
他の歯を使わず、欠損した部位だけで行える。
強度が十分で良く咬める。

両隣の歯を削って、土台に使う必要がある。
土台に使う歯2本で、欠損した歯を含めた3本分の負担を受ける。
違和感が強い。
食後に取り外して、洗ったりブラッシングを行わないと歯ぐきが炎症を起こしたり隣の歯が虫歯になりやすい。
咬む力が不十分である。
インプラントを顎の骨に埋める手術が必要。
顎の骨の質や形態によっては、出来ない場合がある。
完成までに日数がかかる。(インプラントを埋めてから約4ヶ月かかる。)
保険が効かない。